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ねねにっき

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ブラック企業について思い出してみた、そして回避策について考える①

 

タイトルの通りです。私が経験したブラック企業について書きます。

ブラック企業とは

 

 厚生労働省においては、「ブラック企業」について定義していませんが、一般的な特徴として、① 労働者に対し極端な長時間労働やノルマを課す、② 賃金不払残業やパワーハラスメントが横行するなど企業全体のコンプライアンス意識が低い、③ このような状況下で労働者に対し過度の選別を行う、などと言われています。
このような企業に就職してしまった場合の対応としては、第一義的には会社に対して問題点の改善を求めていくことが考えられます。しかしながら、新入社員が単独で会社に問題点の改善を求めて交渉等をするのは現実的には非常に難しいと考えられます。したがって、問題点に応じて、外部の関係機関労働組合に相談することも有効な手段と考えられます。

 

 

 

www.check-roudou.mhlw.go.jp

 

以上のように改めて文章にされると「おぉ...。こういう会社だったのか...。」と感慨深いです。

私が新卒入社した会社は、従業員の規模だけで言えば、1,000名超え中小企業でした。リーマンショック世代なので大手の企業にはエントリーシートでさえも通らず、というよりも、エントリーシートを配布する会社説明会にもリクナビ等のWEB抽選で漏れ、足を運べないという状況でした。そんな中、頂いた内定だったので縁あって入社した企業でもあります。

 

実際、入社してみて、先ほどの定義に当てはまる部分はあったかというと...?

 

① 労働者に対し極端な長時間労働やノルマを課す → あった

② 賃金不払残業やパワーハラスメントが横行するなど企業全体のコンプライアンス意識が低い → あった

③ このような状況下で労働者に対し過度の選別を行う → あった

 

 

全部やないかーい!

 

 ①について

 

アルバイトやパートの多い会社だったのですが、急なお休みが出ると正社員がシフトの穴埋めをするシステムでした。月曜日から金曜日まで働いて、土日に欠員の出たシフトに入るということもありました。え、休みって何?状態でした。

 

②について

 

先ほどの休日出勤の件、固定残業代が支払われている給与形態でもなかったのに、残業代申請していいのは、月●●時間まで、という条件がありました。残業時間の削減が部長職の評価の項目であったため、どの部署でもこういった申請制限が課されていました。

私が離職して数年後に、『労働基準関係法令違反に係る公表事案 - 厚生労働省』......いわゆるブラック企業リスト入りになりそうになったため、辞めずに残った正社員たちは遡って2年分、数百万円ほどの残業代をもらったそうです。契約社員、アルバイト、パートの人にも残業代規制はあったので、残業代の追加申請したそうですが、なんと追加申請した契約社員・アルバイト・パートの方たちは、翌年の契約更新がなかったとのこと。結局、最後までとてつもなくどす黒い企業でした。

私は身体壊したのでその企業に残ることは難しかったですが、生き残れた人たちはさまざまな犠牲を伴いつつも、最終的にはお金を手に入れたようです。

また、パワハラ・セクハラは常態化しており、セクハラとしては、私はとあるおじさんに「3万円だったら寝てもらえる?」とあからさまな夜のお誘いを受けたこともあります。

さらに、パワハラにもあったことがあります。その方は、7~8人、従業員を心の病にして自主退職に追い込んでいました。運悪くターゲットにされてしまいましたが、その後は部署異動が出来たので、退職の一歩手前でしたが抜け出せたのは本当にラッキーでした。抑うつ状態で自分は無価値な人間なんだとかなり追い詰められていました。この件については、人生において非常に勉強になったためいつか別で記事にしたいです。

 

 ③について

 

 当時は不景気でしたので、いくらでも正社員になりたい人はいるから、お前らなんていくらでも代えはいるんだ!!!というのが当時の副社長の有難いお言葉でした。

入社時から10kg以上も痩せこけて、退職の挨拶に行った際に投げかけられた言葉は、

「痩せてきれいになったね。」

正直、もっと早くやめるべきだったと痛感しました。疲労でぼろぼろになった人の姿をみて、痩せて綺麗だなんて...、人の心がないですよね。計算してみたところ、入社時がBMI22で、退職時がBMI18切っていたので、健康体から不健康体になっていたのは間違いないです。

 

回避策については②で触れます!明日、更新します。

 

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