自分の市場価値が低すぎて、転職市場から落ちこぼれた件
転職活動、止めます。
というのも、自分が転職市場でめちゃくちゃ低い評価・低い価値しかないことがこの1ヵ月半の転職活動の中でわかったからです。やはり当初の家族会議の結果の通り、1年間は上司のパワハラに耐えつつ、毎日、退職までの日数をカウントダウンしていくことになりました。
現状打破という考えの下、前を向いて転職活動をした結果、得られたものもあったので書き記します。
・経理事務員Nのスペック
30代前半、既婚、子なし
管理系の事務員で、経理メインのキャリア
秘書検定準1級、日商簿記検定2級、衛生管理者2種は保持しているが、社会保険労務士、税理士などの国家資格はなし
一人経理の経験もあり。月次決算・年次決算は税計算前までは独力で完結できる
転職回数3回
国内非上場⇒東証一部上場子会社⇒外資系メーカー⇒外資系メーカー(今ココ)
英語スキル、TOEIC600点後半(新卒の頃)・英検2級(2017年)・メールベースでの海外やり取り経験あり・英会話は電話の取り次ぎレベル
得られたことを列挙します。
- 応募したい企業がない
- 書類選考に落ちまくる
- 確実に今より条件の悪くなる企業にしか面接に進めない
1.応募したい企業がない
転職回数的に通常の中小転職エージェントでは、「応募できる求人数が少ないのでは?」と考え、業界最大手の「リクルートエージェント」を利用しました。求人数は圧倒的に多いものの...応募したい企業が見つからないという状況に陥りました...。
贅沢を言うな!とお叱りを受けそうですが転職するにあたって譲れない点が以下の通り。
・完全週休2日制
(新卒の会社で不定期休で倒れたので)
・残業代が時間に応じて支払われること
(現職で産休・育休から復帰すると、みなし残業代が全額カットのため)
詳細は194日ご参照。
学生時代のセルフイメージとして、身体としては頑丈なほうだと思っていたのですが、新卒で入った企業でそれは勘違いだと思い知らされました。大学時代はサークルにバイトに授業にゼミに...とかなり忙しく過ごしていたので体力があると思い込んでいました。
でも、結局は、大学生活って自分で選択した「好きなこと」しかやっていないわけです。そんなの休みを充分に取らなくたって「好きなこと」なんだから楽しいから出来ちゃうわけです。
逆に仕事は「嫌なこと・苦手なこと」もしなければならないですよね。そこが私にはわかっていませんでした。休みがなくストレスがたまり、体調を悪くしたことがあるのでこれは必須の条件です。
また産休・育休復帰したとしてもきっちり継続しているモデルケースがない職場なので、今回はそこも重視していくつもりでした。
ある意味ずっと順調に転職活動が成功してきたので目が肥えてしまったかもしれない。
2.書類選考に落ちまくる
そんな中でも希望に合致しそうなところは、積極的に応募していました。リクルートエージェントさんでは、気になる求人をブックマークすると、翌日には○○人ブックマークしていて、○人応募してますよ、とメールで速報を教えてくれます。希望に合致するところは大抵大手で気になる・応募済みも人数が多く、「これは転職回数だけで足切りされるだろうな」と予想がつきましたし、実際、書類選考を通過する率が低かったです。
3.確実に今より条件の悪くなる企業にしか面接に進めない
そんな中でもいくつか書類選考に通過し、面接もあったのですが、「今すぐにでも来てほしい!」という炎上案件が多かったです。5年連続赤字で経理担当者が逃げてしまった…等など。今の所属企業と比較しても、積極的に移りたいと思うような部分が少なく感じました。
まとめ
今まで3回転職してきたが、自分の実力よりも若さ重視のポテンシャル評価での採用だったようです。ちょっと自分のスキルを過信してました。自分の適正な価値が知れたことがよかったです。今はほぼ値段がつきませんでした!
確実なスキルを求められる30代の転職市場では、非常に市場価値が低いどころか無価値。
きっと職務経歴書から見える私の像としては、転職回数が多目でスタッフクラスの経理事務員だなという評価だったのでしょう。
これから管理職を任せるにはちょっと頼りないかなとなったのかもしれません。
確かにマネジメント経験もないです。一人経理な部分も多かったのですからね。
あくまで予想ですが。
そして、ちょっと悔しいレベルではなく、かなり悔しかったです。企業から応募歓迎のような応募を促すメールもくるのですが、結局、書類で落ちるんです。ここまで自分の市場価値が落ちたんだな、やっぱり産休・育休を控えていそうな既婚女性を採用する企業はないのだなと痛感しました。私が採用側だったらやっぱり採用しませんし…。
この状況を打破するために必要なことを考えますと...
若さ←これはもとには戻らない
転職回数←これも変えられない
スキル←変えられる
ということで転職活動ではなく、自らのスキルを向上させていきたいなと考えています。引き続き平日は毎日ブログを更新します。
苦しい毎日も前向きに、楽しみをもって頑張ります!