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静嘉堂文庫に行って、曜変天目茶碗を見てきた

今週のお題「平成を振り返る」

 

平成にやり残したことは、平成のうちに!ということで静嘉堂文庫に行ってきました。

目的は曜変天目茶碗を見るためです。

www.seikado.or.jp

 

 皆さん、覚えていますか?↓の騒動、第4の曜変天目茶碗として2,500万円もの値段がつけられた骨董品の騒動です。最初に放送されたのは、2016年12月とのことです。

ja.wikipedia.org

 

私はこの騒動ではじめて、この茶碗の存在を知りました。その時から、なんて美しい器なんだ!ぜひ一度は自分の目で見てみたい!と思いつつ早2年が経過してしまいました。実は昨年も公開されていましたが、6月中旬までで、気が付いた6月下旬には展示会が終了していました。

そこで、平成も終わるし、平成のうちに見に行くか!と一念発起して公開開始にあわせて行って参りました!

 

展示場所について

 展示の場所は、入り口から入ってすぐのオープンスペースにありました。こちらのオープンスペースは入り口から向かって奥の面と右側の面がガラス張りになっており、自然光の中で見られるようになっています。もちろん蛍光灯も室内なのではあるにはあるのですが、おそらく展示する美術館側の意図としては窓ガラス越しに入る自然光による輝きをみてほしいのかな?という考えを持ちました。調べてみると、東京都の日の入り時刻は18:12でしたので、これから夏至に向けて日が長くなりますし、毎年この時期(4月~6月)に展示の理由もこの辺りかもしれません。※あくまでも個人の考察です。

 

展示方法について

 

展示の方法は360度ぐるりと見回せるようになっていて、四角柱の硝子張りのケースに入れられています。碗の置いてある台の高さは、私の腰くらいの高さだったと思います。背伸びをしないと碗の底の部分が見えませんでしたね。小学生低学年ですと、碗の中を覗くのは難しいかもしれません。抱っこが必要です。

 

曜変天目茶碗について

美術館の説明を引用します。

静嘉堂文庫美術館 | 曜変天目(「稲葉天目」)

「曜変」とは、元来「窯変」を意味した言葉とされ、文献で「星」または「輝く」を意味する「曜」の字が当てられるようになるのは、15世紀前半頃からである。室町時代の文献『君台観左右帳記』において、「曜変」は、唐物茶碗「土之物」(陶製の茶碗)のうち、もっとも貴重で高価な茶碗として、分類格付けされてきた。福建省建窯の焼成品で、これは偶然の所産と見られている。
静嘉堂文庫美術館所蔵の曜変天目(茶碗)は、もと徳川将軍家所蔵であったものが、三代将軍・家光の時代、春日局を経て、後に淀藩主となる稲葉家へ伝えられたとされる。今日、世界中で現存する曜変天目(完形品)は、日本にある三碗のみ、京都・大徳寺龍光院、大阪・藤田美術館所蔵の各一碗と本碗で、すべてが国宝に指定されている。

 

感想

 

一言で感想を書き記すと、小さくて丸くて美しい!です。

大きさも大きすぎず、小ぶりな感じで想像よりも小さく感じました。

碗の形も綺麗な円形でした。そしてその内側に、最大の特徴といわれる、瑠璃色の煌めき。吸い寄せられるような魅力のある碗です。あまりの美しさに磁石のように引き付けられて目が離せなくなりました。700年以上完璧な形で保存されていて良かった!これからも是非その完璧なままで保存されてほしいと思いました。

GW都内で過ごされる方、オススメです!


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